「安くてオシャレなゼロキューブを検討してるけど収納が少ないのが気がかり」という方は多いと思います。今回はそんな悩みを抱える方に、実際にゼロキューブでマイホームを建てた私がどのように収納不足の問題を解決をしたか紹介します。
ゼロキューブの標準仕様は収納が少ない
ネットでゼロキューブのデメリットや見送った理由を検索すると必ず出てくるのが、「ゼロキューブは収納が少ない」といったコメントです。ゼロキューブの無駄のないシンプルなデザインに惚れて購入を決意した私もここは懸念材料でした。しかし、結論から言うと我が家はゼロキューブでも収納たっぷりノンストレスな毎日を過ごせています。
収納不足は間取りをいじることで解決可能
結論から言うと、+BOXなどの増築をしない前提で収納力を上げるには「間取りをいじる」ことで解決可能です。というかある程度の収納を確保するなら間取りいじりは必須と言っていいと思います。今回は私がどのように間取りをいじって収納少ない問題を解決したかご紹介します。ちなみに我が家は子ども2人の4人家族です。
[基本戦略]リビングとキッチンスペースを削る
「せっかく夢のマイホームを立てるのにリビングとキッチンスペースを削るなんてけしからん」と言われそうですが、収納できる余白を作り出すには「どこかを削る」必要があります。我が家はキッチンとリビングのスペースを削ることで収納するための余白を捻出しました。具体的にはキッチン4.5畳を3.3畳に、リビング14.5畳を10.1畳に縮小しました。
土間を設置
基本戦略で生まれたスペースの使い道の一つに土間を作りました。収納の作り方に正解はなく、それぞれの家族構成やライフスタイル、所有してるモノ次第だと思ってます。私はキャンプやゴルフなどアウトドアが趣味なのと、将来子どもの外遊びや習い事グッズなども増えるんだろうと考え土間を設置しました。アウトドアには興味もないし小さい子どももいないのであれば必要ないかもしれません。また「土間は欲しいけどリビングやキッチンスペースは削りたくない」という人は屋外にオシャレな物置を置く方法もアリだと思います(もちろん屋外に倉庫を置くスペースがあればですが)。
玄関ホールに棚を設置
靴やバッグ、マスクなどお出かけの時に必要なアイテムはここに。
キッチン横にパントリー設置
キッチンには皿やグラスなどの食器類や、料理で使う調理道具、調味料などを収納してます。そこにプラスして食品や使用頻度の低い調理器具などをストックするためのパントリー収納をキッチン横に設置することで快適さが爆上がりします。
階段下も収納に
開放感溢れる鉄骨階段(オプション)もカッコいいのですが我が家は折衷案的に鉄骨手すりに留めて階段下は収納スペースにしました。ここには掃除機、洗剤やティッシュのストックなど、主に日用品を収納しています。
リビングクロークを導入
暮らしのスペシャリスト近藤典子先生発案のリビングクロークです。広いリビングでもモノが散乱していては雑多に見えるし、ごちゃごちゃして狭い印象になりがち。であれば少しだけ狭くして見せない収納スペースを確保したほうがリビングもスッキリして広く使える、という発想です。いやほんとその通りだと実感しております。ウルトラ快適です。
吹き抜けをちょっと削ってウォークインクローゼットを
標準の間取りだと2階の主寝室は8.5畳ですが、吹き抜けを2畳分削ることで主寝室を10.5畳に広げ、ウォークインクローゼットを取り入れました。夫婦の洋服や雛人形などの季節モノをここに収納してます。
子ども部屋をちょっと削って部屋干しスペースを
2つある子ども部屋ですが標準だと1部屋6畳ですが5.2畳に縮小しました(ゴメンよ子ども達)。捻出したスペースは部屋干しスペースに。ウッドデッキ布団干し用のポールもおっきくて収納場所に困るのでここに置いてます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?ゼロキューブに住んで2年が経過しましたがいまのところ収納は余裕ですね。子ども2人が大きくなるとまたモノが増えてくるでしょうが特に心配はしておらず、なんとか工夫して乗り切るしかないかなと思ってます。「ゼロキューブを検討してるけど収納が少なくて心配」という人は間取り検討時の参考にして下さい。